東京打刃物台東区、荒川区、足立区、葛飾区583年に新羅から鋼の鍛冶法を習ったのが始まりとされ、その後、武士階級が台頭するにつれて刀剣職人が現れ、軟らかい鉄でつくった刃の部分に鋼を付けるという日本独特の技法が生まれました。現代では業務用・家庭用刃物が作られています。
外部サイト:東京打刃物の詳細はこちら
東京額縁台東区、荒川区
木工技術の一つで、杉、桜、楢、輸入された木材(チーク)などを使って、額に飾る作品に合わせて洋額、和額、デッサン額を手がけます。
外部サイト:東京額縁の詳細はこちら
東京桐箪笥品川区、荒川区、台東区
ホゾを組んで木製家具を作る指物の流れを汲む技術で、江戸時代頃から専業化しました。桐材を剥ぎ合わせた柾目板を作り、ホゾとウツギ(木釘)を使って組み上げます。湿度の高い日本で桐箪笥は通気性・耐久性に長け、修復力にも優れています。
東京桐箪笥の詳しい内容はこちら
東京銀器文京区、台東区、荒川区、足立区、葛飾区
江戸中期の元禄期に、彫刻師横谷宗珂(よこやそうみん)が大名家(だいみょうけ)の製品を彫刻する家彫(いえぼり)から脱皮し、町人の持物を製作する町彫を始め、鍛金(打ち物)、彫金(彫刻)、切嵌、鑞付けの四つの技法を確立しました。食器や装身具など様々なものが造られています。
外部サイト:東京銀器の詳細はこちら
東京くみひも台東区、杉並区、豊島区
東京組紐の起源は、江戸時代以前に遡ります。江戸時代までは主に甲冑用の組紐など男性物(だんせいもの)として使われましたが、明治以降は帯締めなどの女性物(じょせいもの)が多くなりました。手組みならではの適度な弾力を持ち、渋い味わいと気品の高さに特徴があります。
外部サイト:東京くみひもの詳細はこちら
東京琴文京区、渋谷区、杉並区、江戸川区
東京琴は、長さが6尺(従来より3寸短い)、ムクリ(縦方向のソリ)が強く、かつ琴爪が大きいため音質が明瞭なことが特徴です。現在は、山田流(やまだりゅう)や生田流を問わず広く使用されています。
外部サイト:東京琴の詳細はこちら
東京地酒(清酒)八王子市、青梅市、府中市、東村山市、福生市、あきる野市
都内には平成30年3月現在、蔵元が8軒あり、良い水、良い米、手造り、少量生産を徹底し、研鑽された杜氏の技術で生み出された銘酒を醸造しています。
東京地酒(清酒)の詳しい内容はこちら
東京七宝台東区、荒川区
東京七宝の祖とされる平田道仁は徳川幕府の抱え七宝師として名作を残しました。金、銀、銅などの金属の下地に、ガラス質の釉薬(ゆうやく)をのせて800度前後の高温で焼成し、研磨、仕上げの焼成を経て、艶やかで滑らかな質感となります。
外部サイト:東京七宝の詳細はこちら
東京島酒(焼酎)大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村
伊豆諸島では古くから焼酎が作られてきました。昔ながらの製法を今に受け継ぐ貴重な焼酎で、芋や麦を原料とした焼酎の他にも、アシタバやさくゆりの球根から作られた焼酎もあります。
東京島酒(焼酎)の詳しい内容はこちら
東京三味線文京区、台東区、豊島区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区
中国の三弦が琉球(沖縄)を経て、室町時代末に日本に伝えられました。三味線は、江戸時代から本格的に使用され、長唄や浄瑠璃などの発展に伴い三味線づくりも発達しました。製作は、ほぼ全工程を1人で行い、犬や猫の皮を用いています。
外部サイト:東京三味線の詳細はこちら
東京染小紋新宿区、墨田区、板橋区、練馬区、葛飾区
江戸小紋は江戸時代に武士の裃(かみしも)の染めから始まった、鮫小紋、あられ、よろけ縞、宝づくしなどの細緻な模様の染物です。東京染小紋は江戸小紋の系譜を継ぎ、微細な幾何学模様と単彩な中にも粋で格調高い趣をもつところが特徴です。
外部サイト:東京染小紋の詳細はこちら
東京彫金文京区、台東区、杉並区、豊島区、板橋区
金属の表面を鏨(たがね)という道具で彫刻して繊細な模様を描き出す技法です。古墳時代後期が起源と言われる技法ですが、江戸後期にそれまで武家のものであった彫金は、町人向きの町彫りが現れ発展しました。洗練された味わいが特徴的です。
外部サイト:東京彫金の詳細はこちら
東京手植ブラシ台東区、墨田区
日本でのブラシの始まりは19世紀の中頃で、フランス製のブラシを手本に作られました。一穴ごとに植毛される機械植えと比べ、手植ブラシは引き線と呼ばれるステンレス線によって連続して植毛されており、耐久性が非常に高いのが特徴です。
外部サイト:東京手植ブラシの詳細はこちら
東京手描友禅新宿区、中野区、豊島区、荒川区、板橋区、練馬区、葛飾区
江戸中期、宮崎友禅斉(みやざきゆうぜんさい)の創始と伝えられる手描友禅は、多彩かつ華麗な表現が人気でした。 京都の「はんなり」加賀の「多彩」に対して江戸の「粋」の伝統文化を受け継ぎ、すっきりしたものが特徴で、下絵、友禅さし、仕上げまで一貫作業です。
外部サイト:東京手描友禅の詳細はこちら
東京手彫り印章千代田区、港区、武蔵野市
「印章」は自己の権利や義務、所有の“唯一無二”の証明として日本人の社会生活に密接に関わってきました。江戸時代から続く東京手彫り印章は、実に緻密で、気の遠くなるような作業を重ねて完成させます。
外部サイト:東京手彫り印章の詳細はこちら
東京籐工芸台東区、墨田区、豊島区、足立区
籐工芸は主に東南アジアに生息するつる植物の籐を原料として、曲げ・巻き・編み等の工程を経て制作されます。日本では中世の時代から使われてきた歴史のある材料です。ソファや箪笥などの家具に広く使われています。
外部サイト:東京籐工芸の詳細はこちら
東京のくさや大島町、利島村、新島村、神津島村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村
ムロアジやトビウオなどの新鮮な魚をクサヤ汁に漬け込み、天日で干してつくる干物です。普通の干物に比べ、ミネラル分が豊富で保存性が高いのが特徴です。匂いは強烈ですが、その独特な風味は一度食べたらやみつきになります。
東京のくさやの詳しい内容はこちら
東京仏壇台東区、足立区
元禄期(1688年から1704年)、当時の江戸指物師が仕事の合間に、桑、欅、桧などの堅い木材で、独自の技術技法により飾りの少ない仏壇をつくったのが始まりとされています。唐木材本来の持ち味と木目の美しさを生かしているのが特徴です。
外部サイト:東京仏壇の詳細はこちら
東京本染ゆかた・てぬぐい墨田区、足立区、葛飾区、江戸川区
日本独自の「注染(ちゅうせん)」という技法を用います。型紙を使い、折りたたみながら生地に型付けをし、一度に染め抜くもので、型付けから染めまですべて手仕事です。
外部サイト:東京本染ゆかた・てぬぐいの詳細はこちら
東京無地染新宿区、中野区
材料及び必要な染色助剤を水に溶解して染浴を調整し、その中に白生地を浸し適切な温度、時間を与えて染め上げる最も基本的な染法。仏教の伝来と共に藍、紅花が渡来し、江戸時代には江戸紫、江戸茶などの無地染が庶民の間で愛用されました。
外部サイト:東京無地染の詳細はこちら
東京洋傘中央区、台東区、墨田区、北区
1854(安政元)年にペリーの浦賀来航時に初めて洋傘が持ちこまれたと言われています。東京では、1872(明治5)年に洋傘製造会社が本格的な生産を始めました。分業で作られる東京洋傘は、装飾的な美しさと機能性を兼ね備えています。
東京洋傘の詳しい内容はこちら
TOYODABEER日野市
明治19年から27年まで日野に多摩地域最古のビール工場があり、平成25年に当時のラベル等が見つかったことで復刻した酵母が生きた生ビールです。当時のラベルデザインを使用し、深いコクとフローラルな香りが特徴です。
TOYODA BEERの詳しい内容はこちら
新島・式根島産魚のたたき(すり身)新島村
トビウオを使った郷土料理の材料。たたきは式根島で昔から食べられている郷土料理です。DHA、EPAが豊富に含まれるトビウオとアオムロアジを原料に丁寧に手造りしています。やわらかな食感と味わいが特徴です。
新島・式根島産魚のたたき(すり身)の詳しい内容はこちら
ニット製品台東区、墨田区、江東区、荒川区、葛飾区、江戸川区
針を使って糸をループ状に編み上げた布地(ニット)を用いて作られた製品です。丸編み、縦編み、横編みの種類があり、伸縮性、保温性、通気性に優れ、セーターやカーディガン・肌着・靴下等、様々な種類の製品が作られています。
ニット製品の詳しい内容はこちら
練馬の漬物練馬区
練馬では古くから大根の栽培が盛んで、江戸時代には練馬大根を用いたたくあん漬けが多く作られました。明治時代以降は加工食品として漬物が広く普及し、練馬は漬物生産の一大生産地へと成長します。
練馬の漬物の詳しい内容はこちら
八丈島産魚を使った練製品八丈町 ムロアジとトビウオのミンチ。真空パック詰めにされたミンチは、さつま揚げやメンチカツなど子どもたちの喜ぶ料理に姿を変え、学校給食で重宝されるようになりました。
皮革製品台東区、墨田区、荒川区、足立区、葛飾区
牛や豚等の皮革を加工して、用途に応じてつくった製品のことで、靴、鞄、ハンドバッグ、ベルト、小物(財布・名刺入れ・コインケース等)など、製品の種類は様々です。
皮革製品の詳しい内容はこちら
東村山黒焼きそば東村山市
鎌倉幕府討伐の兵を挙げた新田義貞が八国山で敵を警戒し、夜食に炭をかけて食べたという伝説をもとに、地元ソースメーカーが開発したイカ墨、黒酒、スパイスをブレンドした黒いソースを使った焼きそばで、地元を代表するB級グルメです。
東村山黒焼そばの詳しい内容はこちら
服飾雑貨製品台東区
ファッションに用いる雑貨の総称で、ネクタイ・靴下・帽子・手袋などの繊維系のものや、イヤリング・ネックレス・ペンダントなどの装身具系のもの、ベルト・鞄・靴など多くの製品があります。
服飾雑貨製品の詳しい内容はこちら
服飾製品八王子市 時代の流れと共に多様化していったファッションに合わせ、八王子の繊維産業は着物の生産だけでなくネクタイや服地、ストールなど雑貨織物の新製品開発も盛んに行われてきました。
文具台東区、墨田区、荒川区、葛飾区
高句麗の僧曇徴が紙と墨の製法を日本に伝えたのは6世紀といわれています。万年筆、ボールペン、紙、ナイフ、はさみなどの文具製造業は、東京を中心として発展してきました。現在では多様化する需要に応じ、様々な文具が製造されています。
文具の詳しい内容はこちら
本場黄八丈八丈町
黄八丈の特徴は、八丈固有の風土の中から生まれた「染め」と「織り」にあるといわれています。黄・樺・黒の三色が主体で、すべて八丈島で自生する草木を原料とする天然染料です。
外部サイト:本場黄八丈の詳細はこちら
武蔵野地粉うどん武蔵野市武蔵野台地では古くから小麦の生産が多く、地元産の小麦を製粉した地粉をうどんにしてお客様をもてなす習慣がありました。温かい豚肉の汁に、冷たいうどんと地元の野菜を入れて食べるのが定番です。
武蔵野地粉うどんの詳しい内容はこちら
村山大島紬武蔵村山市、瑞穂町「着る人の心を織りなす」優雅な味わいが村山大島紬の魅力です。板締め注入染色法という独特の技術で染められた絣糸を用いているのが特徴です。村山大島紬で作られているネクタイや財布、印鑑ケースなども販売されています。
外部サイト:村山大島紬の詳細はこちら
村山かてうどん武蔵村山市
武蔵野台地では古くから小麦の生産が盛んで、地元産の小麦を製粉した地粉をうどんにしてお客様をもてなす習慣がありました。温かい豚肉の汁に、冷たいうどんと地元の野菜を入れて食べるのが定番です。
村山かてうどんの詳しい内容はこちら
油脂製品墨田区戦前から地場産業として多くの油脂関連企業が操業していました。現在では、使用済食用油から軽油代替燃料を作る企業があり、地球環境に配慮した商品の販売を展開しています。
油脂製品の詳しい内容はこちら
ラム酒小笠原村
小笠原ではサトウキビ生産が盛んだった戦前からラム酒が楽しまれた歴史があります。日本復帰後、新たな小笠原の地酒としてラム酒が再興され、海底熟成させた特別なラム「Mother」等、新たなラムの魅力を拓いています。
ラム酒の詳しい内容はこちら
六地蔵のめぐみ黄金の水小金井市
黄金に値する豊かな水「黄金の水」。六地蔵が祀られる敷地にある深井戸天然水です。日本では珍しい軟硬水でミネラル成分のバランスがお茶に最適です。六地蔵マークのあるお店では、黄金の水を使ったお茶やお食事を味わえます。
六地蔵のめぐみ黄金の水の詳しい内容はこちら