■指定されている場所: 町田市
町田の新たな地域特産品であるまちだシルクメロンは、町田式新農法という水耕栽培により、従来の方法では非常に難しいとされてきたメロンの栽培が可能になり、実現しました。まちだシルクメロンの特長は、皮の近くまで柔らかく、糖度が高くて甘いことです。まちだシルクメロンという名称は、町田の地がかつて八王子から横浜港に絹を運ぶ「シルクロード」の中継地であったことに由来します。さらに、まちだシルクメロンのなめらかな舌触りが、まるで上質なシルク製品を思わせることもその理由です。
栽培槽内の液肥の流れ 従来の水耕栽培の方式(上)と 町田式新農法(下)の違い
町田式新農法の栽培槽では、根は放射状に成育し、液のよどみが生じないので、根の健康も保たれます。従来の方式では株一つに対してメロンの果実は1 ~ 5個採れますが、町田式新農法では株一つから50個以上の果実が収穫できます。さらに、年間最大5 回の収穫も可能となっています。
まちだシルクメロンの栽培風景
町田市では、まちだシルクメロンを使ったケーキやパフェなどさまざまな形で活用されています。2015 年秋には「プレミアムスイーツコレクション」が開催され、まちだシルクメロンを用いたスイーツを募集しました。審査会によって認定された「まちだシルクメロンプレミアムスイーツ」には、香り高いメロンクリームを用い、メロンの形で見た目もかわいい「シルクメロンマカロン」、シルクメロンと町田産のサツマイモのコラボによる「シルクメロンスイートポテトクレープ」や、メロンパンにシルクメロンの果肉・果汁を入れた「まちだシルクメロンパン」、多くのメロン果汁が入った「まちだシルクメロンキャンディー」などがあります。
まちだシルクメロンを用いた
さまざまな製品
まちだシルクメロンとパッケージ